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2022.02.22 更新レポート

一般社団法人公認心理師の会WS 職域横断的な睡眠知識と改善アプローチに参加しました

一般社団法人公認心理師の会WS 職域横断的な睡眠知識と改善アプローチに参加しました

一般社団法人公認心理師の会 WS7 職域横断的な睡眠知識と改善アプローチに参加しました。
2/13に一般社団法人公認心理師の会 WS7 職域横断的な睡眠知識と改善アプローチに参加しました。
認知行動療法の領域で睡眠と言えば!という専門家、東京家政大学の岡島義先生が講師をされた3時間のワークショップでした。「不眠」という状態がどういった病態から成り立っているのかを含めた睡眠障害に関する全般的な知識から、睡眠による健康への影響、実際の改善アプローチ法まで盛りだくさんの内容でしたが、とてもわかりやすく3時間があっという間に感じるような研修会でした。
不眠の問題を、睡眠の量、質、リズムという3点からとらえることで、主観的な不眠(うまく眠れてない感じ)と客観的な不眠(睡眠不足)を整理し、それに合わせてうまく眠れるようにしていくためのポイントが変わるということが一番の学びでした。また、一般的によく耳にする「布団に入る1時間前の入浴」や「朝おきて、光を浴びる」といったよく眠るための工夫も、これまでの研究知見をベースに、生理学・生態学的な変化から「なぜそれが効果的なのか」という理由を明確に知れたことも収穫でした。
不眠は、うつ病や不安症をはじめ、様々な精神疾患で見られる症状の代表で、精神科を受診される患者さんの多くが経験するものでもあります。今回のワークショップで得た知識を、日々のカウンセリングやプログラムの中で実践しながら、「眠れない」悩みを一緒に考えていけたらと思います。
心理士/中澤

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