茨城県水戸市梅香1-2-50
TEL:029-246-60332022.11.07 更新法人
医療法人イプシロン は、地域の精神医療の発展のため治験協力を行っております。
治験とは、新しい「お薬」が国(厚生労働省)で認められ世の中にだされるために、患者様にご協力いただき、その「お薬」の有効性や安全性を確認するために行う試験のことです。
薬の候補が新しい薬として認められるまでには、以下のような段階的な試験があります。
各段階で得られた結果を厚生労働省が審査し、効果と安全性が認められたものが、新しい薬として誕生します。
(1)基礎研究
病気の原因を研究、お薬の候補を見つけます。
(2)非臨床研究(動物で確認する)
動物でお薬の候補の効果と安全性を調べます。これは非臨床研究と呼ばれます。
(3)治験(人で確認する)
人で「薬の候補」の効果や安全性を調べます。この段階を「治験」といいます。
治験は通常3つの段階を踏んで進められ、「薬の候補」のことを、「治験薬」といいます。
第Ⅰ相試験
健康な方、または患者様にご協力いただき、薬の候補の安全性や、どのように体内に吸収され、体外に排泄されるかなどを調べます。
第Ⅱ相試験
少数の患者さんにご協力いただき、薬の候補の効果や安全性と共に、効果的な量や使い方について調べます。
第Ⅲ相試験
多くの患者さんにご協力いただき、薬の候補の効果と安全性を確認し、すでに使われているお薬などと比較します。
(4)承認申請
治験で確認された「薬の候補」の効果や安全性、適正な使い方について国(厚生労働省)で審査をします。
こういった試験をクリアすることで、新しいお薬が厚生労働省に認められ世に出されていき新しいお薬が誕生します。
今回は水戸メンタルクリニックにて、不眠症の方を対象に治験協力を募集しております。
治験に参加をご希望の方には医師や臨床研究コーディネーターが、治験の内容について説明いたします。治験参加は自由意志ですので、だれからも強要はされませんし、その場で決める必要はありません。十分に検討したうえでご相談ください。
不眠症の方対象の治験について、詳しくは下記のページをご覧ください。
【治験について】水戸メンタルクリニック