茨城県水戸市梅香1-2-50
TEL:029-246-60332023.06.23 更新レポート
今回は,韓国で開かれた第10回国際認知行動療法会議(10th World Congress of Cognitive and Behavioral Therapies 2023 ; WCCBT 2023)に参加してきました。
様々なワークショップが開かれましたが,現在,プロセス・ベースド・セラピーの臨床家向けの書籍を翻訳していることもあり,ヘイズ先生のワークショップに参加しました。そこでは,アクセプタンス&コミットメントセラピーを中心に,「一人一人のウェルビーイングや繁栄のために,エビデンスに基づき,私たち一人一人がどのようにセラピーをすべきか」を,体験的なワークを交えながら学びました。
ヘイズ先生は,70代後半に差し掛かろうとしていますが,今の現役で世界のトップを走り続けています。ヘイズ先生のこれまでの人生と,臨床にかけた想いを痛感する1日でした。
スティーブン・C・ヘイズ
所属:ネバダ大学心理学名誉教授
専門分野:関係フレーム理論の提唱者であり, アクセプタンス&コミットメントセラピーの創始者である。近年では,不安症と認知行動療法の専門家であるステファン・G・ホフマン博士とプロセス・ベースド・セラピーを開発した。
筑波大学 人間系 助教
つくば心療内科クリニック デイケア講師
菅原 大地