茨城県水戸市梅香1-2-50
TEL:029-246-60332023.12.26 更新ご案内
水戸メンタルクリニックにて導入している認知行動療法のワークブックが発売されました。
認知行動療法はうつ病といったこころの病からの回復、ストレスケア、人間関係の改善など、幅広い問題に活用されており、現代における最高のケアテクニックの一つである認知行動療法の習得を手助けできるように、エッセンスを分かりやすく体系化したワークブックを制作しました。リワークプログラムでの実践をもとに作成し、より実践的な書籍に仕上げました。
【書籍情報】
ストレスにさようなら働く人のこころのトリセツ 認知行動療法ワークブック
2,240円(税込:2,464円)
【ご購入について】
Amazonにて販売しております。下記のURLよりご覧ください。
商品ページ:https://amzn.asia/d/4R7yHbp
【内容紹介】
認知行動療法はうつ病や不安障害などの「こころの病」に有効な治療法として注目されています。1977年に最初の効果研究が示されて以降、現在までに500を優に超える効果研究が行われています。認知行動療法はうつ病といったこころの病からの回復、ストレスケア、人間関係の改善など、幅広い問題に活用されており、現代における最高のケアテクニックといえます。医療の分野でも副作用が少なく薬と同等の効果が証明されている認知行動療法がファーストラインになっている国も増えています。認知行動療法の研究知見は年々増えており、現在では第3世代と呼ばれるなど効果的な方法についての研究が進んでいます。一方で日本では認知行動療法の専門家の養成は遅れており普及が滞っています。そのため、認知行動療法の専門家に会うことは難しく、自分で学ぶには情報が多すぎて困難なことが珍しくありません。そこで認知行動療法の習得を手助けできるように、エッセンスを分かりやすく体系化したワークブックを制作しました。これはリワークプログラムでの実践をもとに作成しました。本書は基礎編、応用編、特別編に分かれています。基礎編ではうつ病に影響するストレスの理解と気づき、整理の仕方を学び、応用編ではストレスへの対処法を学びます。復職する人の中にはうつ病が治らないままに復職して再燃する人もいます。まずは基礎編と応用編でうつ病から回復する方法を習得しましょう。特別編では、うつ病の再発と関連深い睡眠や不安、そして、仕事で必要とされる人間関係の問題解決についてまとめています。また、日常生活で認知行動療法を使いやすくするようにワークも活用しています。認知行動療法は一般的に、うつ病の回復期や社会復帰期に導入されることが多いです。うつ病で現在治療中の方は、本書に取り組む前に主治医との相談をお勧めます。集団認知行動療法のプログラムは基本的に週1回、1章のペースで進みます。うつ病は現代病とも呼ばれており、どの国でも近代化に伴い増加することが知られています。私たちが今の社会で健康で豊かな生活を過ごすにはメンタルヘルスに関するリテラシーが必須であるといえます。メンタルヘルス領域においても学術的な裏付けのある方法論が広まり、うつ病の改善に少しでもお役に立てれば幸いです。
【著者について】
岡田眞ノ典(おかだしんのすけ) 臨床心理士、公認心理師、認定行動療法士。医療法人イプシロン水戸メンタルクリニック臨床心理部部長。メンタルヘルス・マネジメントI種(マスターコース)など産業分野の資格も所持。茨城県公認心理士師協会理事、ひたちなか市いじめ問題調査員会委員などを兼務。イプシロン臨床心理研究会、水戸認知行動療法研究会など日本臨床心理士資格認定協会が承認する研修会を開催。これまでに学会発表13回、個別依頼による市民講座・企業研修を28回実施。所属学協会、日本認知・行動療法学会、日本心理臨床学会、集団認知行動療法研究会、日本臨床心理士会、茨城県公認心理師協会。
【ご購入について】
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